2007年3月5日
毎年3月第2木曜日は、国際腎臓学会(International Society of Nephrology, ISN)と腎臓財団国際協会(International Federation of Kidney Foundations, IFKF)により、「世界腎臓デー」(公式HP:
www.worldkidneyday.org)と制定されています。バクスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:デイビッド・ワトソン)は、「世界腎臓デー」を応援し、腎臓の大切さと腎臓病について、広く皆さんに関心を持っていただくための活動をサポートしています。
腎臓には、血液中の老廃物をろ過して尿に排泄し、血液中の水分や塩分のバランスを一定に保つ機能があります。また、赤血球の量や血圧、骨の代謝をコントロールする機能もあります。腎臓が徐々にその機能を失うことを慢性腎臓病といい、重症化するまで自覚症状は少なく、また、病気を放置して失った腎機能は二度と回復しません。長い年月を経て腎機能が廃絶し、死に至る場合もあります。
日本腎臓学会によると、腎臓の機能が半分以上低下している患者群は、400万人を超えると推計されています。しかしその一方で、社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)とバクスターが透析患者を対象に実施した調査では、自覚症状がきっかけで腎臓が悪いと気づいた患者は、わずか20.7%しかいませんでした。
また、近年、生活習慣病患者の増加に伴い、糖尿病や高血圧に起因する慢性腎臓病患者が増加しています。日本透析医学会のデータによると、透析導入患者のうち、糖尿病性腎症の患者が占める割合は、1995年から10年間で10.1ポイント増加し、2005年には42%にのぼっており、1998年から糖尿病性腎症が透析導入要因の第1位となっています。このように、慢性腎臓病は生活習慣と関わりの深い病気であるにもかかわらず、腎臓病に関する情報が広く普及していないのが現状といえます。全腎協とバクスターによる透析患者を対象とした前述の調査では、65.1%の患者が治療に関する知識をより早期に得ておきたかったと回答し、治療法などに関する十分な情報を事前に得ている患者が少ないことも明らかになっています。
腎臓病は、尿検査と血液検査により、早期発見することができます。そして、適切な治療により、病気の進行を抑制することができます。
バクスターは、早期発見や治療の大切さ、食事に関するアドバイスとレシピなど、腎臓病に関する正しい知識をより多くの方々に得ていただくため、「腎臓病なんでもサイト-Kidneydirections」を運営しています。