2007年4月13日
世界の血友病患者さんの約3/4が適切な治療を受けられずにいます毎年4月17日は、「世界血友病デー」です。「世界血友病デー」は、血友病を啓発し、治療向上への取り組みを再確認することを目的として、1989年に国際血友病連合会(World Federation of Hemophilia)により制定されました。バクスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ジェラルド リマ)は、バクスターヘルスケアコーポレーション(米国イリノイ州、以下米国バクスター)とともに、「世界血友病デー」および国際血友病連合会の活動を支援しています。
国際血友病連合会によると、先進国の血友病患者さんの寿命は60歳以上であるのに対し、発展途上国の血友病患者さんは、適切な治療を受けられないことが多く、その寿命は20歳にも満たないとされています。また、全世界には約40万人の血友病患者さんがおり、そのうち約3/4が適切な診断または治療を受けられずにいるとされています。
米国バクスターは、国際血友病連合会が2003年に開始した「Global Alliance for Progress (GAP)」(血友病治療の発展のための国際同盟)に参画し、2006年までに約120万ドルを投じています。GAPは、発展途上国における血友病の診断の促進と治療の向上を主たる目的としており、これまでに、2,000名以上の医療関係者の育成や診療ガイドラインの策定を含むさまざまな活動を行っています。
バクスターは、米国、欧州、および日本を含む世界35ヵ国以上において、血友病Aの治療薬「アドベイト」を販売しています。「アドベイト」は、病原体伝播のリスクを避けるため、世界で初めて、細胞培養・精製・製剤化のいずれの工程においても、ヒトおよび動物由来たん白を全く添加しない新しい製法により製造された、遺伝子組換え型の血液凝固第VIII因子製剤です。
バクスター株式会社は、血友病に対する理解の促進と、血友病患者さんや医療関係者への情報提供を目的としたウェブサイト「ヘモフィリア ギャラクシー」を運営しています。
ヘモフィリア ギャラクシー アドレス:
http://www.hemophiliagalaxy.org/index.html
また、その中で、血友病のお子さんをお持ちになられるご両親に向けた情報も提供しています。
血友病のお子さんをお持ちになられるご両親へ アドレス:
http://www.hemophiliagalaxy.org/1_PATIENTS/education/for_parents/index.html
血友病A患者さんは、血液が凝固するのに必要な第VIII因子を十分に合成することができません。第VIII因子が不足すると、止血不全となり、内出血により激しい痛みや関節損傷を伴う可能性があります。また、適切な治療が施されなければ、生命の危険にさらされる恐れもあります。血友病A患者さんは、第VIII因子製剤を投与することにより、出血部位の止血を図り、また定期的に投与することにより、出血を未然に防ぎます。
バクスターは、医療関係者や患者さんを支援し、「医療に新たな価値を創造する」立場から、血友病の治療薬を提供するだけでなく、「世界血友病デー」を支援し、血友病治療に貢献するための活動を続けてまいります。