GAMMAGARD LIQUIDは、アナフィラキシー反応または免疫グロブリン(ヒト)に対する重度の過敏反応の既往歴のある患者には禁忌です。重度の選択的IgA欠損症(IgA < 0.05 g/L)患者の場合、抗IgA抗体が発現し、重度のアナフィラキシー反応を起こす可能性があります。
免疫グロブリン静注(ヒト)製品は、使用患者における腎機能障害、急性腎不全、浸透圧性腎症、死亡が報告されています。急性腎不全の素因のある患者は、腎不全患者、糖尿病患者、65歳以上の高齢患者、体液減少患者、敗血症患者、パラプロテイン血症患者、既知の腎毒性薬を服用している患者等です。とくにこれらの患者に対しては、可能な限り最低の注入速度により、最低濃度で投与する必要があります。腎機能障害や急性腎不全は、多くの免疫グロブリン静注製品において報告されていますが、安定剤としてスクロースを含有する免疫グロブリン静注製品に圧倒的に多く報告されています。
GAMMAGARD LIQUIDには、アミノ酸の一種であるグリシンが安定剤として使用されており、スクロースは含まれていません。
GAMMAGARD LIQUIDはヒト血漿を原料としています。ヒト血漿を原料としていることに由来する病原体およびウイルスの伝播のリスクがあります。また理論的には、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の伝播のリスクがあります。
本製品の包装材料にラテックスは使用されていません。
免疫グロブリン静注使用患者に血栓事象が報告されています。危険性のある患者は、アテローム性動脈硬化の既往、複数の心血管系リスク要因、高齢、心拍出量低下、過粘稠の既往または疑い、凝固能亢進性障害、および不動時間延長等です。
免疫グロブリン静注製品は、直接抗グロブリン反応陽性またはまれに溶血反応を引き起こし得る血液型抗体を含んでいる可能性があります。
免疫グロブリン静注使用患者に無菌性髄膜炎がごくまれに報告されています。治療中止後数日間に後遺症なく寛解ししています。
免疫グロブリン静注(ヒト)の投与により、頭痛、発熱、疲労、悪寒、紅潮、めまい、蕁麻疹、喘鳴または胸部圧迫感、悪心、嘔吐、硬直、背部痛、胸部痛、筋痙攣、血圧変動等の軽度または中等度の反応が生じる可能性があります。
処方情報の詳細については、
http://www.gammagardliquid.com/をご参照ください。
* GAMMAGARDおよびGAMMAGARD LIQUIDは、米国で販売されている製品を指します。