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ニュースリリース

 
 

「RENAL DISCOVERIES」
腎研究助成金2008年受賞者を発表

 
2009年1月20日

腎臓病治療の向上を目指した臨床研究へ助成

バクスターインターナショナルインク(NYSE: BAX)は、「Renal Discoveries Extramural Grant Program」(国境なき腎研究助成プログラム)の2008年の受賞者を発表しました。腎臓病治療の向上を目的とした3件の研究に対して、それぞれ375,000米ドルを助成します。

「RENAL DISCOVERIES」では、独立した国際諮問委員会により、最も質の高い、患者志向の臨床研究が世界4地域から1件ずつ選ばれ、当該施設における研究員の研修資金が助成されます。

2008年の受賞者は、以下の通りです。

アジア太平洋

施設: 東京慈恵会医科大学(東京都港区)
依頼者: 細谷 龍男 M.D., Ph.D.
統括医師: 横尾 隆 M.D., Ph.D.
研究員: 松本 啓 M.D.
標題: エリスロポエチン産生自己組織を用いた腎性貧血の新規治療法の開発

欧州

施設: カーディフ大学医学部(英国ウェールズ カーディフ)
依頼者: John D. Williams, M.D., F.R.C.P.
統括医師: Eberl Matthias, Ph.D.
研究員: Chan-Yu Lin, M.D.
標題: T細胞、単球、および好中球:腹膜透析にかかわる感染における有害なクロストーク

北米

施設: ハーバード大学医学部ベスイスラエルディーコネス医療センター
(米国マサチューセッツ州ボストン)
依頼者: Mark Zeidel, M.D.
統括医師: John Danziger, M.D.
研究員: Marta Hristova, M.D., Ph.D.
標題: 慢性腎不全にかかわる血管石灰化におけるビタミンK依存性たん白質の重要性


「当社は、慢性腎臓病患者さんのQOL(生活の質)向上に寄与する国際的な研究への支援に力を入れています。腎臓病治療に対する知見を高め、透析療法を向上させるためには、継続的な取り組みが必要です。当社は「RENAL DISCOVERIES」を通して、世界各地の優れた腎臓専門医の研究や研究員の研修を支援しています」と、バクスター透析製品事業部国際臨床担当バイスプレジデントであるサラ・プリチャード(Sarah Prichard, MD)は述べています。

「このたび受賞した研究は、腎疾患の治療体系を変える可能性があり、大変期待しています。日本国内の慢性腎臓病患者の予備群は25人に1人ともいわれ、早期発見、早期治療の必要性が重視されています。また近年、生活習慣病の増加に伴い、糖尿病や高血圧に起因する慢性腎臓病患者も増加しています。そのような中、腎疾患の治療向上につながる研究に助成いただけることを嬉しく思います」と、東京慈恵会医科大学の細谷 龍男教授は述べています。

「名誉ある助成金の受賞により、学内および腎研究界において広く認められることができました。研究員の研修プログラムにも優秀な候補者が集まり、腎研究科に対する評価の向上にもつながっています」と、英国キール大学およびスタッフォードシャー大学病院のサイモン・デービス(Simon Davies)博士は述べています。デービス博士は、2006年の欧州の受賞研究にかかわった研究者の1人です。

「RENAL DISCOVERIES」は、1989年より、世界24ヵ国265人の研究者に3,000万ドルを超える助成金を提供しています。これまでの受賞者の多くは、各々の研究成果を発表し、腎研究の向上に貢献しています。

世界の慢性腎臓病患者の増加にともない、透析または移植による腎代替療法を必要とする患者は増加しています。世界120ヵ国以上、約1,800万人が腎代替療法を受療し、そのうち約1,400万人が透析療法を受けています。

2009年の研究募集

「RENAL DISCOVERIES」は、2009年も腎不全治療の向上を目的とした研究を募集します。前年同様、独立した国際諮問委員会が申請を審査し、患者の治療への応用が明確であり、腎臓病治療の向上に利する研究を選考します。

文書による応募の意思表明は2009年4月6日まで、正式な申請書類の提出は2009年9月7日まで受け付けています。申請に関する詳細は、www.baxter.com/egpをご参照ください。

「RENAL DISCOVERIES」について

「RENAL DISCOVERIES」は、世界各地における腎臓学の向上に寄与することを目的とし、また、次世代の臨床研究者育成の基盤となる研修を支援しています。透析療法、慢性腎臓病、およびその併存疾患にかかわるトランスレーショナルリサーチへの助成を通し、腎臓病患患者のQOL向上や罹患率および死亡率の低減を目指しています。

広い科学的知見を持つ国際諮問委員会が、助成対象となる研究がもたらす利益を評価し、選考します。

バクスターが提供する腎治療について

バクスターは透析療法のリーディングカンパニーであり、慢性腎臓病に対する透析療法、血液透析と腹膜透析の開発をリードしてきました。50年以上前、バクスターは初めて人工透析器を製品化し、医療機関において、より多くの人が血液透析療法を受けられるようになりました。その後、バクスターは腹膜透析療法を開発し、患者が医療機関に頻回に通院することなく、在宅で透析療法が行えるようになりました。現在もバクスターは腹膜透析製品のリーディングカンパニーとして、腹膜透析液やその関連用品、また就寝中透析を行う自動腹膜灌流装置などを提供しています。また、持続性腎代替療法(CRRT)に用いられる製品や血液透析製品も販売しています(日本国内では持続性腎代替療法および血液透析の製品は取り扱っていません)。

バクスター株式会社について

バクスター株式会社は、腎不全、血友病、輸液、麻酔、疼痛管理の領域に特化した世界的なヘルスケアカンパニー、米バクスターインターナショナルインクの日本法人です。医薬品、医療機器、バイオサイエンステクノロジーを中心とした医療サービスを患者さんや医療現場に提供し、医療に新たな価値を創造します。

本件に関するお問合わせ先

バクスター株式会社 広報部

 
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