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ニュースリリース

 
 

国内初の「腹膜透析ガイドライン」が策定
腹膜透析がCKDステージ5に対する腎代替療法の初期治療として位置づけられる

 
2009年5月27日

先般、日本透析医学会により国内初となる「腹膜透析ガイドライン」が公示されました。バクスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ジェラルド・リマ)は、この「腹膜透析ガイドライン」の啓発活動を応援しています。

「腹膜透析ガイドライン」は、腹膜透析療法の位置づけを「CKD(慢性腎臓病)ステージ5患者に対する包括的腎代替療法の初期治療」として明示しています。これを基礎に、腹膜透析療法の支柱となる5つの重要項目の管理指針が示されています。また、同ガイドラインは、腹膜透析の利点を最大限に引き出し、医学的不利益を最小限にする治療体系を構築することを目指しています。特に、腹膜透析療法の利点を担保するために、医師とコメディカルのチームによる腹膜透析、血液透析、腎移植の3つの療法のインフォームドコンセントと、十分な患者教育の提供、計画導入の実践を強調し、腹膜透析継続の決定時の留意事項を明示していることが特徴です。

「腹膜透析が透析導入後の残存腎機能を保護する可能性が近年注目を集めており、慢性腎不全の初期治療としての優位性の検証が望まれるところです。また、腹膜透析は、在宅治療により社会復帰を可能にするなど、患者さんのQOL向上に寄与しています。より多くの慢性腎不全患者さんが、腹膜透析のベネフィットを享受できることを願っています」と、バクスター株式会社 透析製品事業部長 吉田賢太郎は述べています。

腹膜透析(PD)について

腹膜透析とは、腹膜に囲まれた腹腔に透析液を出し入れして、血液中の老廃物や水分を取り除き、血液をきれいにする透析療法です。自宅や職場などで患者本人や介護者が操作を行い、一般的に通院は月1~2回程度です。就寝中に器械により自動的に行う方法(Automated Peritoneal Dialysis, APD)と日中に4~12時間ごとに行う(1回の治療は30分程度)方法(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis, CAPD)があります。

バクスター株式会社について

バクスター株式会社は、腎不全、血友病、輸液、麻酔・疼痛管理の領域に特化した世界的なヘルスケアカンパニー、米バクスターインターナショナルインクの日本法人で、医薬品、医療機器、バイオサイエンステクノロジーを中心とした医療サービスを患者さんや医療現場に提供しています。

参考資料

第54回(社)日本透析医学会学術集会・総会 教育講演 1
日時・場所: 平成21年6月6日(土)8:30~9:30・パシフィコ横浜
テーマ: 「腹膜透析ガイドライン」
司会: 今田聰雄先生(恒進會病院腎臓病センター)
演者: 中山昌明先生(東北大学)


第52回(社)日本腎臓学会学術総会 共催ランチョンセミナー LS 1-4
日時・場所: 平成21年6月3日(水)11:50~12:40・パシフィコ横浜
テーマ: 「CKD Stage 5における腎保護治療とPDの役割」~PDガイドラインの普及定着に向けて~
司会: 新田孝作先生(東京女子医科大学 第四内科 主任教授)
演者: 中元秀友先生(埼玉医科大学病院 総合診療内科 教授)

腹膜透析ガイドラインの腹膜透析導入基準の構築に携わった中元秀友先生に、CKD Stage 5 の最後の腎保護療法としてのPDの役割について、豊富な実践例と国内外の研究結果を交えて解説いただきます。



第54回(社)日本透析医学会学術集会・総会 共催ランチョンセミナー LS-3
日時・場所: 平成21年6月5日(金)12:15~13:15・パシフィコ横浜
テーマ: 「PDのあらたな位置付けと治療戦略」~残存腎機能の意義~
司会: 鶴屋和彦先生(九州大学大学院医学研究院 包括的腎不全治療学 客員准教授)
演者: 篠崎倫哉先生(社会保険小倉記念病院 腎臓内科 副部長)

腹膜透析ガイドラインを臨床で実践している篠崎倫哉先生に、透析導入後の残存腎機能の意義と、患者さんにとってもわかりやすい治療戦略を解説いただきます。



第54回(社)日本透析医学会学術集会・総会 共催ランチョンセミナー LS-40
日時・場所: 平成21年6月7日(日)12:00~13:00・パシフィコ横浜
テーマ: 「インフォームドコンセントと計画導入の実践」~チーム医療の課題と成果~
司会: 小松康宏先生(聖路加国際病院 腎臓内科 部長)
演者: 正木浩哉先生(関西医科大学附属滝井病院 循環器腎内分泌代謝内科 教授)

包括的腎代替療法を実践するためのチーム医療の展開、それによって得られる成果と課題を、小松康宏先生と正木浩哉先生に実践例を交えて解説いただきます。

本件に関するお問合せ先

バクスター株式会社 広報部

 
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