Diversityダイバーシティ

ダイバーシティ対談 バクスターのダイバーシティを、それぞれの立場で推進する2人の対談。ダイバーシティの考え方や社内での浸透、今後の方向性について、ざっくばらんに語りました。

【大櫛美由紀】
執行役員/ホスピタルプロダクト事業部長
2014年の出産・育児からの復帰後、事業部長に抜擢。子供を育てながら、イクボスとしての役割も果たす。

制度だけではダイバーシティは機能しない

吉本 1
  • 私は現在、社内のダイバーシティやインクルージョンを推進し、部下を支える側の「イクボス」であると同時に、自分自身がワーキングマザーという立場にあります。出産前は少しでも時間があれば仕事をするような仕事人間でしたが、今は事業部長として責任を負いつつ、17:30になると一旦仕事の手を止め、子供を迎えに走って保育園に向かう、そんな毎日を過ごしています。会社にいる間は出産前と変わらず仕事に打ち込んでいますが、会議中でも迎えの時間になると「時間ですね。あとはやっておきます」と部下や他メンバーからフォローが入るなど、バクスターの環境や人に助けられていることを実感しない日はありません。
  • 育児支援などの「制度」がある会社はたくさんあると思いますが、実際に自分がサポートされる立場になって感じるのは、制度があっても大変なものは大変だということです。制度があるだけでなく、そこにまわりの人の「サポートしたいという気持ち」、つまりソフト面の存在を感じてこそ、自分も母親として仕事を続けていけるし、制度も意味を持つのだと思います。

「子育てvs仕事ではない」というバクスターの考え方

林 1
  • 日本では、キャリアにブランクのある人を敬遠する企業も少なくありません。しかし、バクスターはそう考えない。もちろんプロフェッショナルとしての仕事上の経験は求めますが、ブランクを育児、介護、留学など一度仕事のフィールドを離れて全く別の世界を見てきたという「付加価値」だと考えます。 人生は1回。やりたい時が「やり時」なのです。私がバクスターに入社する際、当時のシニアリーダーに「子育てvs仕事ではないよ」と言われました。確かにその通りで、生活と仕事を二択にせず、迷うことなくどちらも取れば良いのだと思います。私は仕事をしているときの自分も、育児をしているときの自分もどちらも大切で、そして両方を精一杯頑張っている自分が一番自分らしい、と思っています。ワークライフバランスというより、「ワークライフシナジー」。生活と仕事がお互いに良い影響を与えあう状態こそ、目指すべき姿ではないでしょうか。
  • そのためには、社内での相互理解や尊重が必要です。私は部下や他部門のメンバーに支えられていることに感謝すると同時に、その恩を仕事上の新たな機会の提供やアドバイス、キャリアサポートといった形で一人ひとりに返していきたいと思っています。
【I】
ホスピタルプロダクト事業部 統括マーケティング部
シニアグループマネジャー
高校まで海外で過ごし、大学から日本に在住。日本の自動車メーカー、外資系製薬会社を経てバクスターに入社。

イノベーションにはインクルージョンが不可欠

吉本×林 1
  • 私は海外で育ったせいか、色々な人がいる方が新しいアイデアが生まれてくることを経験的に理解しています。同じような人ばかりがいても出てくるアイデアは同じですが、色々な人がいれば個々のアイデアがぶつかり合い、そこから画期的なアイデアが生まれることがあります。その意味で、違う立場、異なる意見というものは、どちらが正しいかという対立関係にあるものではありません。むしろイノベーションを目指す組織にとっては、差違を受容し、尊重するという「インクルージョン」の関係こそがあるべき姿なのではないでしょうか。
  • 規制の多い業界では、ついリスクばかりに目が行き、異なった意見を排除しがちな傾向があるように思います。しかしバクスターでは出身業界、性別、国籍など、様々な文化をバックボーンとした人材が各階層・各部門で活躍し、ディスカッションしている。そこが非常に魅力的だと感じています。

バクスターが人間性を重視する理由

吉本×林 2
  • しかし、インクルージョンが難しいテーマであるのも事実です。ダイバーシティというのは、極端な話、単に多様な人を集めれば達成出来ます。一方、インクルージョンは、互いの違いを受容する、という企業文化のようなものを指しており、文化は社員一人ひとりの人間性にも関わる問題だからです。バクスターの人材採用において、過去の経験・スキルと同じかそれ以上に、その人の人間性を重視する理由もそこにあるのでしょう。また、事業目的やビジョンへの共感も重要になります。インクルージョンがビジネスにおいて機能するには、社員が様々な視点から同じ目標に向かって、建設的、創造的にディスカッション出来る必要があるからです。
  • 私自身、インクルージョンな姿勢を常に徹底できているかというと、そこは自信がありません。会社も現状に満足しているわけではなく、例えば「イクボスワークショップ」では社外講師を招いて話を聞いたり、シニアリーダーも定期的に社員に考えを共有したりと、継続的な取り組みを行っています。 会社からのコミュニケーションが多いのもバクスターの特徴の一つ。社員の声に耳を傾ける機会を積極的に設け、それらを踏まえて会社としてのメッセージを色々な形で発信しています。このような取り組みを続けていくことで、社員は「主体的・建設的に声を発すれば会社に届く」と感じることが出来ますし、働き甲斐のある職場の実現に繋がっていくのではないでしょうか。私自身も、部下の声は積極的に聞き、部下が将来やりたい仕事と会社のニーズのバランスを見ながら、将来的に適したポジションを提供できるよう準備します。バクスターはあらゆる人にチャンスのある会社ですが、それは待っていれば落ちてくるものではありません。やりたいことがある方はぜひバクスターで挑戦し、勝ち取ってほしいと思います。
バクスター「My Story Vol.2」(PDF)
ダイバーシティをテーマに、写真と文章で多くの社員が登場する「My Story Vol.2」。
是非ご一読ください。

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