CEOメッセージ
当社が取り扱う製品のすべてが、生命にかかわる疾患の治療に使用されるものであり、医療の世界において当社は特異な役割を果たしています。血友病、免疫不全、慢性腎不全などの病気とともに生きる人々の生命を守るため、当社の製品は世界100ヵ国以上において、毎日のべ600万回以上も投与あるいは使用されています。
現代社会もまた、サステナビリティ(持続可能性)に関する難しい課題を抱えています。貧困、飢餓、気候変動、資源枯渇、質の高い医療や教育へのアクセスの欠如など、後世の幸福を脅かすものは多くあります。当社は、患者さんのためにより良い製品を開発することと同様、イノベーションと献身の精神に基づき、健全な地球環境の保全に取り組んでいます。
当社にとってサステナビリティとは、社会、経済、環境に対する責任を事業活動の優先事項に据える長期的な取り組みを意味しています。サステナビリティへの取り組みは、患者さんの生命を守るという当社の使命に沿ったものであり、同時にその使命を支えるものです。
当社はサステナビリティについてすでに多くの実績をあげていますが、サステナビリティとは過去の実績を問うものではありません。サステナビリティとは、明日に向けてより良い世界をつくっていくことです。私たちが直面する課題に取り組み、真に前進しようとするなら、顧客、サプライヤー、従業員、地域社会、他の企業、そして地方自治体や国へ継続的に働きかけなければなりません。
社会として、最も差し迫ったサステナビリティの課題に取り組むとき、取り組むべきことの範囲と影響力の大きさが最大の問題となります。取り組みを成功させるには、政府、企業、利益団体、そして国民一人ひとりが力を合わせることが必要なのです。
私は、力を合わせれば明日を変える可能性が大きく広がると信じています。ステークホルダーの皆様に今日のサステナビリティの課題を理解いただき、長期的解決に向け、ともに取り組んでいきたいと願っています。皆様と力を合わせれば、未来の世代のためにより良い世界をつくることができるでしょう。
バクスターインターナショナルインク 会長兼CEO
ロバート L. パーキンソン ジュニア


