患者さんのエンパワーメントを支援

患者さんのエンパワーメントを支援

バクスターは、世界中の患者さんの生命を守るという当社のミッションに尽力しています。 当社がグローバルヘルスケア企業として行うすべての議論、意思決定、アクションにおいて、その中心に位置するのは患者さんです。イノベーション、教育、患者さんに対する支援活動における当社の投資は、患者さんが可能な限り最善のアウトカムを実現できるよう支援し、安全で質の高い医療への障壁を取り除くために役立てられます。 

患者さんのための取り組みにおける当社の2030年目標

当社の活動

A patient sets up his dialysis system for therapy at home

パンデミック時に継続的な治療を支援する腎臓ケアのグローバルタスクフォース

腎臓に疾患のある腎臓病患者さんは免疫機能が正常に働かないことでウイルス感染を起こしやすく、COVID-19のパンデミックにより、感染リスクの高い患者さんとして早急かつ重点的に対処するニーズが発生しました。在宅透析はパンデミック時でも患者さんがソーシャルディスタンスを一層確保できるため、ウイルスの脅威が続く中でも特にメリットのある治療法です。患者さんのニーズに応えるため、当社はグローバルタスクフォースを結成し、パンデミックによって生じた在宅透析へのアクセスを阻む障壁に対するソリューションを特定し、提唱しました。また、各国特有のニーズに迅速に対応する現地バクスターチームのサポートを行いました。 

一例を挙げると、韓国のチームは現地の保健福祉管轄の省庁と連携し、バクスターの遠隔患者管理プラットフォーム「シェアソース」を用いて透析を提供する医療機関に対し償還を行う臨時承認を取得しました。シェアソースにより、医療従事者は遠隔で患者さんの在宅治療のモニタリングができます。2020年では、韓国で在宅医療の患者さんを持つ病院の約半数(合計54病院)がこのプログラムの第1フェーズに参加しました。

Collage of four kidney dialysis patients

腎臓病と上手に付き合いながら生きる

腎臓病の患者さんは世界に推定8億5000万人、そのうち約1050万人の方が透析または腎移植を必要としています。1かけがえのないその一人ひとりにストーリーがあり、家族がいて、待ち受ける人生があります。患者さんは腎臓病と上手に付き合いながら生きてしかるべきなのです。

腎臓病と生きる患者さんのストーリーから、医療へのアクセスや共同での意思決定の重要性を詳しく知ることができます。ぜひご覧ください。