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医療におけるイノベーション推進のための連携

CEOの見解

ヘルスケアほどこんなにも多くの人々の生命にかかわる業界は他にないと思っています。変化しつつある人口動態や医療費に対するプレッシャーなど、医療業界を取り巻く環境は多くの課題を抱えています。私たちは常に、繰り返しオペレーションの水準を考慮し、患者さんと医療関係者の皆さまにより大きな付加価値を提供する必要があります。

バクスターとMayoクリニックはそれぞれのR&Dチームが共同で変革的な医療技術の開発に取り組むことを発表しました。当初の目標は、腎疾患治療における患者さんのアンメット(充足されていない)ニーズに応えることです。もちろんそれだけではありません。これはバクスターにとって、初めてといえる合意です。

最近では、共同/協力のメリットを取り入れることは特別なことではなくなりました。ほぼすべての業界の企業が、創造的な思考やひらめきを求めて、従業員同士の連携を奨励するだけでなく、外部との協定さえも積極的に進められています。ただし、研究機関を越えて大規模に、従来の枠にとらわれない連携を進めようとする場合、財政問題、販売権、よくある官僚主義のような障害が立ちはだかる可能性もあります。

しかしそれらがの問題がイノベーション自体より重要であるケースはほとんどありません。変化を起こし改善を成し遂げたいと思う組織は、障害を迂回するか、打ち勝つための準備が必要です。

強み(STRENGTH(S)):しっかりと連携している組織では、強みを補完し合い、単独では成し得ない事を達成しています。今回のケースでは、Mayoクリニックは卓越した臨床、教育、研究機能を提供している一方でバクスターは世界規模のR&D、製造、販売に関する強みがあるのです。

スピード(SPEED):イノベーションの加速には、幅広い機能や一連のスキルがもたらす専門性が必要です。また、命を守る現場では、1分1秒が大切になってきます。

アクセス(ACCESS):生活をより良く変えるイノベーションへのアクセス向上へ貢献することが私たちの目指す方向性です。新たな医療ソリューションを幅広く利用できるようにするため、複数の組織が協力することで大きな影響をもたらす可能性は高まります。

当社とMayoクリニックの合意には大きな期待を寄せていますが、これは数あるバクスターの研究の道筋の1つにすぎません。

伝えたいメッセージ:複雑で競争が激しい世の中では高度医療となると、出資が高すぎるため、一人の力で変化を起こすことは困難です。医療を次の段階に引き上げるためには、従来のやり方にとらわれず、内部または外部にある可能性を取り入れようと心を開く必要があるのです。

 

—Joe Almeida会長兼​CEO